整骨院・接骨院向け予約システム|自費メニュー・受付・来院履歴

整骨院・接骨院で予約システムを入れるときは、先に「予約システムに任せる仕事」と「今の保険請求のシステムに残す仕事」を分けておくと、導入後に二重の手間が残るかどうかを判断しやすくなります。そのうえで、初回と再来の時間、電話とネットの受付、施術者とベッドの枠、自費メニューと回数券の扱いを確かめます。

Leporto は、予約・問診・連絡・顧客の記録・自費のメニューの会計を 1 つの管理画面で扱う予約管理システムです。保険請求(レセプト)の機能やレセコンとの連携はなく、医療機関向けの電子カルテでもありません。このページでは、整骨院・接骨院の受付の流れに沿って、Leporto で受け持てる範囲と受け持たない範囲を説明します。

整骨院・接骨院の予約システムで確かめたい点

確かめたい点整骨院・接骨院で大事になる理由Leporto での扱い
保険請求・施術録との分担療養費の請求と施術録は、決まった様式と手続きがある保険請求・レセコン連携・施術録の機能はありません。今のシステムに残します
初回と再来の時間初回は問診や説明で時間が長くなりやすいメニューごとに所要時間を決められます
電話とネットの受付受付や施術者が電話に出られない時間がある24 時間のネット予約と LINE からの予約を受けられ、予約の経路(電話・Web)別に件数を数えられます
施術者とベッドの枠施術者が空いていても、ベッドや機器が埋まっていると受けられないベッドや機器を設備として登録し、その数で同じ時間帯の予約の数を制限できます
自費メニュー保険の施術とは別に、自費のメニューを予約で受けたい自費のメニューを、所要時間・料金・担当者・設備つきで登録できます
回数券自費メニューの回数券の残りと消化を、予約とつなげたい回数券を予約とひもづけ、コースごとに消化する回数を決められます
来院前の問診初回の受付で書いてもらう時間を短くしたい来院前に Web で問診を入力してもらえます

予約システムを比べるときの確かめどころ全般は、整骨院・整体院の予約システムの選び方で、デモで試すチェックリストとあわせて説明しています。このページは、その確かめどころに Leporto がどう対応するかを書いたものです。

予約受付と初回・再来の時間

予約受付と施術記録の範囲

Leporto が受け持つのは、予約の受付・変更・取り消し、来院前の問診、予約の確定やリマインドの連絡、顧客の記録、自費のメニューの会計です。予約、カルテ、回数券は、同じ患者さんの記録の中にまとまります。

Leporto のカルテは、自費のメニューの記録や、次回の提案に使う記録として使う形です。療養費の施術で作る施術録は、決まった記載事項と保存の決まりがあるため、今お使いの施術録の用紙やシステムで続けてください。施術録に何を書くかは、施術録の書き方で厚生労働省の通知に沿って整理しています。

初回と再来の時間設定

初回の患者さんは、問診や説明、施術の前の確認で、再来より時間がかかることが多くあります。初回用のメニューを長めの所要時間で登録しておくと、初回の予約で後ろの枠が詰まるのを防げます。再来のメニューは、通常の施術の長さで登録する形です。

下は管理画面の予約表(日の表示)です。施術者ごとの列に予約が並び、初回の予約には「初」の印が付きます。初回のメニューは 60 分、再来のメニューは 40 分で登録しています。

管理画面の予約表の日の表示。施術者 3 人の列に、自費の骨格調整 40 分・鍼オプション 20 分・初回カウンセリング+骨格調整 60 分の予約が並び、初回の予約に「初」の印が付いている(表示はデモデータ)

施術者の名前・患者さんの名前・メニューは、デモの院のデータです。

予約を受ける開始時間も指定できます(例:毎時 0 分と 30 分だけ)。施術の前後の準備時間を決める設定項目はありませんが、開始時間をしぼると、施術が終わってから次の予約までの空いた時間が、ベッドを整えたり記録を書いたりする時間になります。

来院前に、Web でカウンセリングシート(問診)を入力してもらえます。問診の質問は院ごとに決めます。同意書の専用の機能はなく、事前の同意は顧客アンケートで取る形です。予約を院が内容を確かめるまで確定しない「仮予約」にもでき、使うかどうかは院ごとに決められます。

下の左は、患者さんが予約サイトで見るメニューの一覧です。前回選んだメニューが上に出て、再来と新規(初回)の印でメニューを分けています。右は、来院前に入力してもらう問診の画面です。

患者さんの画面。左は予約サイトのメニュー一覧で、前回選んだメニュー「骨格調整 40分」に再来の印、その下の「初回 カウンセリング+施術 60分」に新規の印が付いている。右は来院前の問診票で、気になる部位、いつ頃から気になっているか、日常生活で困っている動作、お仕事での姿勢の質問が並ぶ(表示はデモデータ)

メニュー名・料金・問診の質問と回答は、デモ用の例です。

問診票に入れる項目は、整体院・鍼灸院の顧客管理:問診票・カルテに残す項目で、整骨院にも使える一覧にしています。

電話・ネットとスタッフ・設備

電話受付とネット受付

施術中や営業時間外でも、患者さんは院の予約サイトから 24 時間ネット予約できます。LINE の中からも予約でき、トークで「予約」とつぶやくだけで予約を始められます。院のホームページには、予約サイトへのリンクを貼る形で案内します(ページに埋め込む部品はありません)。

電話で受けた予約は、受付やスタッフが管理画面に入れて、ネットや LINE の予約と同じ予約表で管理します。予約が電話から入ったか Web から入ったかを記録し、経路ごとの件数を数えられるので、電話の予約がどれだけネット予約に移ったかを確かめられます。

予約の確定とリマインドは、LINE のトークに自動で送れます。自動で送る手段は LINE とメールで、SMS はありません。患者さんは、予約の確認・取り消し、回数券の残り、カルテを LINE で確かめられます。患者さん向けのアプリはありません。

下の左は、LINE のトークで「予約」と送ると予約サイトへのボタンが返ってくる流れを模したデモです。右は、患者さんが LINE から開く回数券の画面で、残りの回数と有効期限が出ます。

左は LINE のトーク画面を模したデモで、「予約」と送ると「下記リンクから予約してください」と予約するボタンが返ってくる。右は患者さんの画面の回数券の一覧で、骨格調整 5回券(残り 3 回)と全身調整 10回券(残り 8 回)の残り回数と有効期限が並ぶ(表示はデモデータ)

左の返信の文面とボタン名は Leporto の「予約」への応答のものですが、トークの画面は説明のために作ったものです。回数券の名前・回数・日付はデモデータです。

スタッフ・設備の予約条件

ベッドや機器は「設備」として登録し、設備の数で、同じ時間帯に取れる予約の数を制限します。例えば機器を使う自費メニューで機器が 1 台なら、同じ時間帯にそのメニューは 1 件だけ予約でき、ほかに取れるのは、その機器を使わないメニューだけです。同じ時間に受ける予約の数の上限を、院全体で決めておくこともできます。

下の設備設定の画面では、施術ベッド 4 台をそれぞれ受付可能数 1 で登録し、どのベッドでどのメニューを受けるかを決めています。

管理画面の設備設定。施術ベッド 1〜4(どれも受付可能数 1)と、それぞれで受けられる自費のメニュー(初回カウンセリング+骨格調整 60分、骨格調整 40分、鍼オプション 20分)の一覧(表示はデモデータ)

設備名・メニュー名・受付可能数は、デモの院のデータです。

施術者の指名と指名料を設定でき、指名なしの予約は自動で割り振れます。割り振り方は「成績のよい人に」「公平に」「自分で決めた順番で」「ランダムに」などから選べます。

キャンセルは、無断キャンセルと当日キャンセルを分けて記録・集計できます。日時の変更に変更料を設定でき、その日の中での変更、当日のキャンセル、直前の変更で違約金を分けて決められます。キャンセル料は、Square の支払いリンクを送るか、次の来院の会計で受け取る形で、登録済みのカードへの自動の課金はありません。キャンセル待ちの機能もあります。

既存業務との役割分担と自費メニュー

既存業務システムとの役割分担

整骨院・接骨院で Leporto を使う場合の、予約や顧客管理などの業務ごとの分け方は次のとおりです。保険の施術を扱う院では、保険請求と施術録を今のシステムに残し、Leporto は来院の前後の業務に使う形になります。

業務Leporto今お使いの保険請求のシステム・施術録
予約の受付・変更・取り消し受け持ちます予約の機能がある製品なら、どちらで受けるかを決めます
来院前の問診Web 問診で受け持ちます療養費に必要な記録は施術録へ
予約の確定・リマインドの連絡LINE とメールで受け持ちます―
自費のメニューの記録カルテで受け持ちます―
療養費の施術の記録(施術録)受け持ちません受け持ちます
自費のメニュー・回数券の会計Leporto の POS で受け持ちます―
保険の一部負担金の会計・療養費の請求受け持ちません受け持ちます

整骨院・接骨院の電子カルテを探している場合は、記録の範囲を先に確かめてください。Leporto のカルテは自費のメニューの記録で、療養費の施術録や医療機関向けの電子カルテとしては使えません。

Leporto と保険請求のシステムをつなぐ機能はありません。患者さんの名前や連絡先を両方に入れる手間が残るので、導入の前に、どの情報をどちらに入れるかを院内で決めておくと迷いません。

自費メニューの運用例

自費のメニューは、メニューごとに所要時間・料金・担当できる施術者・使う設備を決めて登録します。予約サイトや LINE から、患者さんが自費のメニューを選んで予約できます。

回数券は、予約とひもづけて使う形です。コースごとに消化する回数を決められ、1 枚の回数券で消化できるコースを複数選べるようにもできます。回数券を、月ごとに払うサブスク(管理画面の名前は「分割払い」)で購入してもらう形にも対応しています。

下は、回数券で消化するコースの設定です。コースごとに、所要時間、1 回の来院で回数券を何回分消化するか、使う設備を決めます。

管理画面の回数券のコースの一覧。自費の骨格調整 40分(消化 1 回・施術ベッド 1)と、自費の初回カウンセリング+骨格調整 60分(消化 2 回・施術ベッド 2)が並ぶ(表示はデモデータ)

コース名・消化回数・設備は、デモの院のデータです。月額の通い放題も、回数券と同じようにコースと通える回数を決め、POS で設定・管理する形です。

スタッフ別の次回予約率を目標値と並べて見られるので、会計のときに次回の予約を取れているかを、スタッフごとに確かめられます。管理画面の「アナリティクス」では、来院のきっかけ別に、新規客数、次回予約率、実リピート率も見られます。分析の機能は、スタンダードプランから使えます(ライトプランでは使えません)。

予約サイトに載せるメニューの名前や説明、施術者の紹介は、柔道整復師の施術所の広告のルールに関わることがあります。厚生労働省は、施術所の広告の範囲が法律と告示で決められていることをあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師についてのページで案内し、ガイドラインも出しています。どの表現なら書けるかは、ガイドラインの本文と、施術所の所在地の自治体の窓口でお確かめください。

料金とプランの選び方

オーナーとスタッフ 1 名まで(オーナーが店に立たない場合は店長とスタッフ 1 名)の院はライト、スタッフがそれより多い院や、分析などの経営改善の機能も使う院はスタンダードが合います。保険請求のシステムの費用は、Leporto の料金とは別にかかります。金額、初期費用、契約の条件、別にかかる外部サービスの費用は料金・プランをご覧ください。

できること・できないこと

項目できることできないこと・条件
保険保険の施術とは別の、自費のメニューの予約と会計保険請求・レセコンとの連携・一部負担金の会計はありません
記録自費のメニューのカルテ(音声カルテ・写真・動画を含む)療養費の施術録としては使いません。医療機関向けの電子カルテではありません
予約の枠施術者・ベッド・機器の枠、メニューごとの所要時間、開始時間の指定施術の前後の準備時間を決める設定項目はありません
受付24 時間のネット予約、LINE からの予約、仮予約、経路(電話・Web)別の件数ホームページに埋め込む予約の部品はありません
問診・同意Web 問診、顧客アンケートでの事前の同意同意書の専用の機能はありません
通知LINE とメールで予約の確定・リマインドSMS では送れません
回数券予約とのひもづけ、コースごとの消化、月ごとのサブスク(分割払い)期限の通知などの細かい仕様は導入相談でお確かめください
キャンセル料Square の支払いリンク、次の来院の会計で受け取る登録済みのカードへの自動の課金はありません

関連する機能

整骨院・接骨院でよく使う機能は、LINE 予約、Web 問診、回数券、ベッドや機器の枠の管理です。機能ごとのページは準備しています。保険を扱わない整体院の運用は、整体院向けのページで説明しています。

よくある質問

保険の施術がある整骨院でも使えますか

予約・問診・連絡・自費のメニューの会計には使えます。保険請求と施術録の機能はないため、療養費の請求と施術録は、今お使いのシステムや用紙で続けていただく形になります。

今のレセコンと Leporto の予約はつながりますか

つながりません。Leporto とレセコンを連携させる機能はないため、患者さんの情報を両方に入れる手間が残ります。どの情報をどちらに入れるかを、導入の前に決めておくことをおすすめします。

自費メニューの回数券の残りを、患者さんが自分で確かめられますか

確かめられます。患者さんは LINE で回数券の残り、予約、カルテを見られます。

電話の予約も同じ予約表で管理できますか

できます。電話で受けた予約は管理画面に入れ、ネットや LINE の予約と同じ予約表で管理します。予約の経路を電話と Web に分けて記録できるので、ネット予約への移り具合も確かめられます。

導入のご相談

施術者とベッドの数、保険の施術と自費のメニューの時間、回数券の使い方、今お使いの保険請求のシステムをうかがったうえで、Leporto で受け持てる範囲と予約の枠の組み方を一緒に確かめます。デモのご希望や導入のご相談は、お問い合わせからお送りください。

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