複数店舗の予約システム|本部と店舗で予約と数字を共有
複数店舗で予約システムを選ぶときは、「店舗ごとの数字を同じ定義で比べられるか」「店長やスタッフに見せる店舗を絞れるか」「全店でメニューをそろえられるか」の 3 点を先に確かめると、本部の運用に合うかを判断しやすくなります。
Leporto は、店舗ごとの予約・顧客・カルテ・分析を 1 つの契約で扱い、多店舗の管理画面では店舗をまたいだ集計もできる予約管理システムです。子管理者を担当の店舗だけに絞ってログインさせられ、FC 本部向けには店舗のグループ分けと、本部から店舗へメニューの型を配る機能があります。このページでは、複数店舗で使う場面に沿って、できることとできないことを説明します。
複数店舗の予約システムで確かめたい点
下の表は、複数店舗で比べるときに確かめたい点と、Leporto での扱いをまとめたものです。
| 確かめたい点 | 複数店舗で大事になる理由 | Leporto での扱い |
|---|---|---|
| 店舗ごとの数字と全店の集計 | 本部は全店を、店長は自店を、同じ定義で見たい | 多店舗の管理画面で、店舗と同じ分析を見られ、店舗をまたいだ集計もできます |
| 管理者の権限 | 店長に、担当していない店舗の顧客情報を見せたくない | 子管理者を担当の店舗だけに絞ってログインさせられます |
| メニューの統一 | FC や直営の店舗で、メニューの型をそろえたい | FC 本部機能で、本部から店舗へメニューの型を配れます |
| 店舗のまとまり | エリアやブランドごとに店舗を見たい | FC 本部機能で、店舗をグループに分けられます |
本部と店舗で見る数字
店舗ごとの数字と、店舗をまたいだ集計
多店舗の管理画面や本部では、各店舗と同じ分析を見られ、店舗をまたいだ集計もできます。分析で見られるのは、新規と既存ごとの売上・客数・次回予約率、実リピート率、スタッフ別の次回予約率と客単価、稼働率などです。店舗ごとに数え方を変えずに済むので、同じ定義のまま店舗を比べられます。
稼働率は、施術の時間をシフトの出勤予定時間で割った値です。月ごとに店全体とスタッフ別で見られ、今月から 2 か月先までの予測もあります。下は 1 店舗の稼働率の画面で、集計対象を「店舗全体」にして、稼働率と売上を月ごとに並べています。

画面の時間・率・売上はすべてデモデータです。この画面は 1 店舗の管理画面で、多店舗の管理画面ではありません。
新規と既存の予約件数と実リピート率も、店舗ごとに月別で見られます。どの店舗で新規のお客様の 2 回目の来店が少ないかを比べる手がかりになります。

全店でそろえておきたい数字の定義と、店舗を比べる表の作り方は、多店舗の店舗管理の方法:本部と店舗の役割分担と全店の数字の比べ方で説明しています。
店長が見る自店の画面
各店舗の店長は、自店の売上と目標の達成率、スタッフごとの状況を管理画面のスタッフ別レポートで確かめます。目標値を下回っている項目があるスタッフには、その項目名が表示されます。

画面の売上・目標・スタッフ名はデモデータで、成果の目安ではありません。
店舗の管理画面はスマホのブラウザでも使えます。複数の店舗を回る店長やエリアの担当者が、移動中に各店の予約表を確かめられます。

予約の内容とお客様の名前はデモデータです。
権限と顧客情報の範囲
子管理者を担当の店舗に絞る
Leporto では、子管理者を担当の店舗だけに絞ってログインさせられます。エリアの担当者には受け持ちの店舗だけを、店長には自店だけを見せる、といった分け方ができます。顧客の個人情報を扱う画面を、担当でない店舗の人に開かせないための設定です。
店舗をまたいで来るお客様の扱い
複数の店舗に通うお客様を、どの店舗の新規として数えるか、ほかの店舗の来店記録をどこまで見せるかは、本部の方針で決めておく必要があります。Leporto でどの範囲を店舗の間で共有するかは、店舗の構成と運用をうかがったうえで、導入の相談のときに一緒に確かめます。
FC 本部機能:全店のメニューと数字を本部でそろえる
FC 本部機能は、20〜30 店舗以上のチェーン・FC 本部向けの機能です。店舗が増えるほど、本部には次のような悩みが出てきます。
- 加盟店ごとにメニューの名前や所要時間がばらつき、同じメニューを店舗で比べられない
- 次回予約率やリピート率の数え方が店舗ごとに違い、数字を並べても比べられない
- 店舗ごとの報告を集めないと、本部が全店の状況をつかめない
Leporto では、店舗の予約・会計・カルテの記録から同じ定義で数字を出すので、本部は店舗からの報告を待たずに全店を同じ物差しで見られます。
本部でできること
| 本部でしたいこと | Leporto でできること |
|---|---|
| エリアやブランドごとに店舗を見る | FC 本部機能で、店舗をグループに分けて管理できます |
| 全店でメニューをそろえる | FC 本部機能で、本部から店舗へメニューの型を配れます。加盟店ごとにメニューを一から作らずに済み、メニュー名や所要時間がそろいます |
| 店舗を比べる | 多店舗の管理画面で、店舗と同じ分析を見られ、店舗をまたいだ集計もできます。メニューの型がそろっているので、同じメニューのまま店舗の数字を比べられます |
| 各店の状態を同じ物差しで見る | 次回予約率、実リピート率、稼働率、スタッフ別の客単価などを、全店で同じ数え方で見られます |
| 担当の店舗だけを任せる | 子管理者を担当の店舗だけに絞れます。エリアの担当者には受け持ちの店舗だけを見せられます |
| 数字の低い店舗に手を打つ | 店舗改善アドバイスで、店の数字を基準と比べて、まず試すことを 1 つ出せます(スタンダードプランの機能) |
本部が全店の目標を決め、店長が自店の達成率を見て、本部が離れている店舗を選んで一緒に見直す、という月ごとの回し方は、下の「運用の一例」で説明しています。
FC 本部機能は、店舗ごとの月額とは別にかかる有料の機能です。料金は料金・プランをご覧ください。
料金
Leporto のスタンダードは 1 店舗ごとの契約で、2 店舗目からは 1 店舗あたり月 11,000 円(税込)で、1 店舗目と同じ機能を使えます。複数店舗で使うときに月額に含まれる機能を他のサービスと並べた比較は、サロン・美容室向け予約システムの比較にあります。金額、初期費用、契約の条件は料金・プランをご覧ください。
運用の一例
複数店舗で Leporto を使うときの、月ごとの流れの一例です。店舗の数や本部の体制によって変わります。
- 本部が、全店でそろえる数字(次回予約率・実リピート率・稼働率など)と、その目標値を決めます。
- 各店舗の店長は、スタッフ別レポートで自店の達成率と、目標を下回っている項目を確かめます。
- 本部は、店舗をまたいだ集計で店舗を並べ、数字の離れている店舗を選びます。
- 選んだ店舗について、新規・既存分析や稼働率の画面で、どの月・どのスタッフで差が出ているかを店長と一緒に見ます。
次回予約率の測り方と、店舗やスタッフで差が出たときの見直し方は、次回予約率の計算方法と取り方で説明しています。
できること・できないこと
| 項目 | できること | できないこと・条件 |
|---|---|---|
| 分析 | 店舗と同じ分析を多店舗の管理画面で見る、店舗をまたいだ集計 | 店舗改善アドバイスはスタンダードプランからです |
| 権限 | 子管理者を担当の店舗だけに絞る | 店舗の間で共有する顧客情報の範囲は、導入の相談で確かめます |
| FC 本部 | 店舗のグループ分け、本部からメニューの型を配る | 20〜30 店舗以上のチェーン・FC 本部向けの有料の機能です |
| 料金 | 店舗の数に合わせて 1 店舗ごとに契約します | 契約は 1 年で、無料のプランはありません |
| 会計 | Leporto の POS で予約と会計の記録がつながります | freee・マネーフォワードなどの会計ソフトとの連携はありません |
| 通知 | 予約の確定とリマインドを LINE とメールで送れます | SMS では送れません |
関連する業種
複数店舗で営業することが多い業種のページです。
- 美容室向けの予約システム:指名と指名料、スタッフ別の次回予約率
- 整体院向けの予約システム:ベッドを予約の枠にする設定と回数券
- パーソナルジム向けの予約システム:トレーナーの枠と、月額の通い放題
よくある質問
店舗が増えたら契約はどうなりますか
スタンダードは 1 店舗ごとの契約で、スタッフ 5 名までは店舗ごとに数えます。店舗が増えたら 2 店舗目以降の月額を足します。金額は料金・プランをご覧ください。
店長に、ほかの店舗の情報を見せないようにできますか
できます。子管理者を担当の店舗だけに絞ってログインさせられます。
FC 本部機能で、本部は何ができますか
店舗をエリアやブランドのグループに分け、本部から店舗へメニューの型を配れます。全店のメニュー名と所要時間がそろうので、多店舗の管理画面の店舗をまたいだ集計で、次回予約率や稼働率を同じ物差しのまま店舗ごとに比べられます。エリアの担当者に受け持ちの店舗だけを任せたいときは、子管理者を担当の店舗に絞ってください。
直営の店舗だけでも FC 本部機能は要りますか
FC 本部機能は、20〜30 店舗以上のチェーン・FC 本部向けの機能です。直営のチェーンでも、店舗をグループに分けて見たい、全店でメニューをそろえたいといった本部には役に立ちます。要るかどうかは、店舗の数とメニューのそろえ方をうかがったうえで、導入の相談で一緒に確かめます。
店舗ごとに別の予約システムを使っていても、乗り換えられますか
乗り換えられます。ほかの予約システムからは、過去の来店記録(予約・カルテ・写真)まで基本的に取り込めます。店舗ごとの移し方は、導入の相談のときに一緒に決めましょう。
スタッフの勤怠も管理できますか
できます。打刻、シフトの登録、有給の申請、経費の申請を、スタッフ用のアプリか LINE の中で開く画面から行えます。
導入のご相談
店舗の数、本部の体制、店長に任せる範囲をうかがったうえで、Leporto で店舗をどう分けて管理できるかを一緒に確かめます。デモのご希望や導入のご相談は、お問い合わせからお送りください。
