予約リマインドの例文(LINE・メール・SMS):送る時点ごとの文面と送り方

受付カウンターに立てた吹き出しとベルの画面のスマートフォンと、翌日の予約カードに手を添えている様子

予約のリマインドは、「予約を受けた直後の確認」と「前日(長いメニューは前々日)のリマインド」の2通を基本にすると、無理なく続けられます。必要に応じて、当日の連絡、来店後のお礼、無断キャンセルのあとの連絡を足します。どの文面にも、日時・メニュー・担当・店名・変更とキャンセルの方法の5つを入れてください。LINE は短く、メールは丁寧に詳しく、SMS はさらに短く書くのが基本です。この記事では、5つの時点ごとに LINE・メール・SMS の例文を用意しました。角かっこ[ ]の部分を差し替えれば、そのまま使えます。

予約の「確認」と「リマインド」は何が違うのか

予約の確認は、予約を受けた直後に「この内容で承りました」と伝える連絡です。日時やメニューの聞き違いがあれば、この時点で気づけます。リマインドは、予約日が近づいたときに「ご予約の日が近づいています」と思い出してもらう連絡です。うっかり忘れによる無断キャンセルを減らすのが目的です。

役割が違うので、文面も分けて書くのがよいでしょう。確認では予約の中身を正確に伝え、キャンセルの決まりもここで知らせます。リマインドでは要点だけを短く伝え、来られない場合の連絡先をはっきり示します。前日の連絡で「変更やキャンセルはこのトークに返信してください」と添えておくと、来られなくなった方が連絡しやすくなり、無断ではなく事前のキャンセルに変わりやすくなります。

いつ送るか:リマインドのタイミングと時刻の目安

送る時点と時刻の目安を表にまとめました。時刻は、お客様が読みやすく、店が返信に対応できる時間帯を選んでいます。

時点目的送る時刻の目安主な手段
予約直後の確認内容の確認、キャンセルの決まりを知らせる予約を受けたらすぐ(自動返信または当日中)メール・LINE
前々日のリマインド長いメニューや準備が必要なメニューの案内2日前の昼〜夕方メール・LINE
前日のリマインド予約を思い出してもらう、来られない方に連絡してもらう前日の営業時間内(昼〜18時ごろ)LINE・SMS
当日の連絡朝早い予約や、初めての方への道案内来店の2〜3時間前LINE・SMS
来店後のお礼お礼、ケアの案内、次回の目安来店した日の夜か翌日LINE・メール
無断キャンセル後の連絡安否の確認、次の予約の案内予約時刻から30分〜当日中電話・LINE

次の図は、上の表の時点のうち、予約から来店後まで順に送る 5 つを並べたものです。無断キャンセル後の連絡は、無断キャンセルが起きたときだけ送るので図には入れていません。

予約の連絡を送る時点を順に並べた図。予約直後の確認は予約を受けたらすぐ、前々日のリマインドは長いメニューや準備が必要なメニューのときに 2 日前の昼〜夕方、前日のリマインドは前日の営業時間内(昼〜18 時ごろ)、当日の連絡は来店の 2〜3 時間前、来店後のお礼は来店した日の夜か翌日に送る。

前日のリマインドを営業時間内に送るのは、「行けなくなった」という返信にその日のうちに対応するためです。夜遅くに送ると、返信が翌朝まで放置され、空いた枠を埋める時間がなくなります。予約が朝10時など早い時間の場合は、前日に送れば当日の連絡は省いてかまいません。早朝や深夜の送信は、お客様の迷惑になるため避けてください。

送る回数は、多ければよいわけではありません。同じ内容を何度も送ると読まれなくなり、LINE ではブロックの原因にもなります。迷ったら「予約直後の確認」と「前日のリマインド」の2通から始め、無断キャンセルが続く時間帯やメニューにだけ当日の連絡を足す、という順番がおすすめです。

どの文面にも入れる項目

リマインドの文面に入れる項目を、チェックリストにしました。予約直後の確認には全部を、前日や当日の連絡には上から5つ目までの項目を入れます。

項目例入れる理由
お名前[山田]様誰宛ての連絡かを示し、送り先の間違いにも気づける
日時[10月20日(月)14:00]曜日も添えると、日付の読み違いが減る
メニューと所要時間[カット+カラー](約[2時間])後の予定を決める材料になる
担当と店名[サロン名][担当名]どの店からの連絡かがすぐわかる
変更・キャンセルの方法このトークに返信/[電話番号]来られない方が連絡しやすくなる
キャンセルの決まり前日[18時]までにご連絡ください予約直後の確認で一度は伝える
住所・地図・駐車場[地図の URL]初めての方に必要
持ち物・準備前回のデザインの写真、ノーメイクでメニューによって必要

日時は「明日」だけでなく、日付と曜日も書いてください。夜遅くに読まれると「明日」がいつを指すのか迷うためです。変更とキャンセルの方法は、手段と受付時間をセットで書きます。電話だけの受付だと、営業時間内に電話できない方は連絡をあきらめてしまいます。

時点別の例文(LINE・メール・SMS)

ここからは時点ごとの例文です。[ ]の中を自店の内容に差し替えてください。キャンセルの期限や料金は、自店のキャンセルポリシーと同じ内容にそろえます。

予約直後の確認(予約確認メールの例文)

予約直後の確認は、予約の中身を正確に伝える連絡です。予約が完了したときに送る「予約確認メール」の例文も、ここに載せています。メールで送る場合は、キャンセルの決まりもここに書いておきます。

〔LINE〕

[山田]様
ご予約ありがとうございます。[サロン名]です。
以下の内容で承りました。

日時:[10月20日(月)14:00]
メニュー:[カット+カラー](約[2時間])
担当:[担当名]

変更・キャンセルは、このトークへの返信でお知らせください。
前日の[18時]以降のご変更は[キャンセルポリシーのURL]をご確認ください。

〔メール〕

件名:【[サロン名]】ご予約を承りました([10月20日(月)14:00])

[山田 花子]様

このたびは[サロン名]をご予約いただき、ありがとうございます。
以下の内容でご予約を承りました。

■ご予約内容
日時:[2026年10月20日(月)14:00〜16:00ごろ]
メニュー:[カット+カラー]
担当:[担当名]
料金の目安:[〇〇円(税込)]

■店舗
[サロン名]
[住所]
地図:[URL]
電話:[電話番号](受付[10:00〜19:00])

■変更・キャンセルについて
ご予約の変更・キャンセルは、[前日の18時]までに
このメールへの返信、またはお電話でお知らせください。
それ以降のキャンセルについては、こちらをご確認ください。
[キャンセルポリシーのURL]

ご来店をお待ちしております。
[サロン名][担当名]

〔SMS〕

[サロン名]です。[10/20(月)14:00][カット+カラー]のご予約を承りました。変更は[電話番号]へ。

前々日・前日のリマインド

前日のリマインドは、短く・返信しやすく書きます。カラーやパーマ、まつげなど所要時間の長いメニューは、前々日に送ると、来られない場合に空いた枠を埋める時間を取りやすくなります。空いた枠を埋める手順は、キャンセル待ち・空き枠の連絡をご覧ください。

〔LINE(前日)〕

[山田]様
[サロン名]です。明日[10月20日(月)14:00]のご予約のお知らせです。

メニュー:[カット+カラー](約[2時間])
担当:[担当名]

ご都合が悪くなった場合は、このトークに返信でお知らせください。
お会いできるのを楽しみにしております。

〔LINE(前日・返事をお願いする形)〕

[山田]様
明日[10月20日(月)14:00]、[カット+カラー]のご予約をいただいています。
お手数ですが、ご来店いただける場合は「OK」、
変更をご希望の場合は「変更」とだけ返信してください。
[サロン名]

返事をお願いする形は、来店するかどうかを前日のうちに確かめられます。ただし、返事を求めると店の側でも返事を確かめる手間が増えます。返事がない方に電話するかどうかは、無断キャンセルの多さを見て決めてください。

〔メール(前々日)〕

件名:【[サロン名]】[10月20日(月)]のご予約のお知らせ

[山田 花子]様

[サロン名]です。ご予約の日が近づきましたので、お知らせいたします。

日時:[10月20日(月)14:00〜16:00ごろ]
メニュー:[カット+カラー]
担当:[担当名]

[メニュー名]をご予約のお客様へ
・[ご来店前の準備の案内]
・[当日お持ちいただきたいもの]
(※メニューと自店の方針に合わせて書き換えてください)

ご都合が悪くなった場合は、[前日の18時]までに
このメールへの返信、またはお電話([電話番号])でお知らせください。

[サロン名]

〔SMS(前日)〕

[サロン名]です。明日[10/20(月)14:00]ご予約です。ご変更はこのSMSへの返信か[電話番号]へ。

SMS で返信を受けられるかどうかは、使う送信サービスによって違います。返信を受けられない仕組みなら、「このSMSへの返信」は書かず、電話番号だけを示してください。

当日の連絡

当日の連絡は、全員に送る必要はありません。朝早い予約で前日のリマインドを読み逃しやすい方や、初めての方に道順を伝えたいときに使います。

〔LINE(初めての方へ)〕

[山田]様
本日[14:00]のご予約、お待ちしております。
[サロン名]は[〇〇駅][〇番出口]から徒歩[3分]、
[1階がカフェのビルの2階]です。地図:[URL]
道に迷われたら[電話番号]へお電話ください。

〔SMS(当日)〕

[サロン名]です。本日[14:00]お待ちしております。地図[URL] 遅れる場合は[電話番号]へ。

当日の連絡では、遅れる場合の連絡先を必ず書きます。遅刻の連絡が早くもらえれば、施術の順番を入れ替えるなどの調整ができます。

来店後のお礼

来店後のお礼は、リマインドではありませんが、次の予約につながる連絡です。来店した日の夜か翌日に送ります。会計のときに次の予約を決めてもらう声かけは、次回予約率の計算方法と取り方で紹介しています。

〔LINE〕

[山田]様
本日はご来店ありがとうございました。[担当名]です。
[施術後のケアの案内]
(※メニューと自店の方針に合わせて書き換えてください)
次回は[1か月半後]ごろが目安です。ご予約はこちらからどうぞ。
[予約ページのURL]

〔メール〕

件名:【[サロン名]】本日はありがとうございました

[山田 花子]様

本日は[サロン名]にご来店いただき、ありがとうございました。
仕上がりで気になるところがあれば、[1週間]以内にご連絡ください。

次回のご来店の目安は[1か月半後]ごろです。
ご予約は下記のページ、またはこのメールへの返信で承ります。
[予約ページのURL]

[サロン名][担当名]

お礼の連絡に、割引や新メニューの案内を何度も入れると、宣伝の連絡と受け取られやすくなります。お礼の連絡は、お礼とケアの案内と次回の目安までにとどめるのが無難です。

無断キャンセルのあとの連絡

予約の時間を過ぎても来店がないときは、責める言葉を使わず、まず相手の様子をたずねます。事故や体調不良で連絡できなかった可能性もあるためです。

〔LINE(予約時刻から30分ほど過ぎたとき)〕

[山田]様
[サロン名]です。本日[14:00]にご予約をいただいておりましたが、
まだお越しになっていないため、ご連絡いたしました。
お変わりはないでしょうか。
ご都合が悪くなった場合は、このトークでお知らせいただけますと幸いです。

〔LINE(翌日以降・次の予約の案内)〕

[山田]様
昨日はご都合がつかなかったようで、承知いたしました。
またご来店いただける日がございましたら、
このトーク、または[予約ページのURL]からご予約ください。
なお、当店ではご予約の変更・キャンセルを[前日の18時]までに
お願いしております。[キャンセルポリシーのURL]

キャンセル料をいただく決まりがある場合でも、最初の連絡では料金の話をしないほうが、相手が返事をしやすくなります。料金を請求する場合の流れや、何度も無断キャンセルが続く方への対応は、サロンの無断キャンセル対策でまとめています。あとからの請求に頼らず、予約のときに支払ってもらう方法は予約の事前決済で説明しています。

連絡手段ごとの書き分け:LINE・メール・SMS

同じ内容でも、連絡手段によって向く長さと書き方が違います。

LINEメールSMS
向いている長さ5〜8行長くてもよい1〜2行
言葉づかいです・ます。やわらかく件名・宛名・署名をつけた丁寧な形用件だけ
向いている連絡前日のリマインド、当日の連絡、お礼予約直後の確認、前々日の準備の案内前日・当日の短い連絡
届く条件店の LINE 公式アカウントを友だちに追加しているメールアドレスを聞いている携帯電話の番号を聞いている
気をつけること送りすぎるとブロックされる迷惑メールのフォルダに入ることがある送信サービスによって文字数の上限や返信の可否が違う

LINE はトークの画面で読まれるため、1つのまとまりに用件を入れ、改行で読みやすくします。絵文字は店の雰囲気に合わせて使ってかまいませんが、日時や金額の近くには入れないほうが読み違いが起きにくくなります。メールは、件名だけで用件と日付がわかるようにしてください。予約の多い方は複数の店からメールを受け取っているため、件名に店名を入れると埋もれにくくなります。SMS は、短く書くほど確実に届きます。長い文は分割されたり、送信の料金が増えたりすることがあるため、使うサービスの文字数の上限を確かめてください。

リマインドを書くときに気をつけること

文面の言葉づかいでは、「必ず」「厳守」などの強い言葉を避けます。強い言葉は、予約を守っている大多数のお客様にとって気分のよいものではありません。キャンセルの決まりは、期限と連絡先を具体的に書けば十分に伝わります。

送り先の間違いにも気をつけてください。手作業でコピーして送ると、別のお客様の名前や日時が残ったまま送ってしまうことがあります。送る前に「宛名・日時・メニュー」の3つを読み上げて確かめるだけでも、間違いは減らせます。お名前と予約内容は個人情報なので、グループのトークや一斉送信で送ってはいけません。

リマインドに宣伝を混ぜることは、おすすめしません。予約の連絡が宣伝と一緒に届くと、肝心の日時が読まれにくくなります。お知らせは別の配信で送り、その文面はサロンの LINE 配信の例文を参考にしてください。どうしてもリマインドに宣伝を加えたい場合は、送り方に決まりがないかを、先に専門家に相談してください。

リマインドを自動にする方法

予約が1日数件なら、手作業でも送れます。予約が増えると送り忘れが起きやすくなるので、仕組みで送る方法を考えます。方法は大きく3つです。

方法手間向いている店気をつけること
手作業(例文を辞書登録してコピー)毎日、予約の数だけ予約が少ない、スタッフ1〜2人送り忘れ、宛名の間違い
LINE 公式アカウントの機能で送る予約ごとの設定が必要LINE で予約を受けている予約の日時と送る日を手で合わせる必要がある
予約システムの自動送信最初の設定だけ予約の数が多い、Web 予約を使う文面を自店に合わせて設定する

手作業で送る場合は、例文をスマホの辞書(ユーザー辞書)やメモに登録しておくと、毎回入力しなくて済みます。前日のリマインドを送る時刻を毎日決めておくと、送り忘れも防げます。

予約システムの自動送信は、予約が入った時点で確認を送り、前日に決まった時刻でリマインドを送る、という流れをまとめて設定できます。予約の日時をシステムが知っているため、宛名や日時を間違えることがありません。自動送信を選ぶときは、送る時点を選べるか、文面を自由に書き換えられるか、LINE・メール・SMS のどれで送れるかを確かめてください。

LINE で自動送信する場合は、通数の数え方も確かめておきます。LINE ヤフーの料金ページ(2026-10-18 確認)では、トークでの1対1のやりとり(LINE チャットの送受信)は通数に数えず、メッセージ配信(ステップ配信を含む)や Messaging API の Push API などは通数に数える、とされています。無料のコミュニケーションプランの無料メッセージは月200通で、追加はできません。予約システムからの自動送信は通数に数えられる送り方になることが多いため、毎月の予約数とあわせてプランを選んでください。月の通数の見積もり方は、LINE で予約を受ける方法で説明しています。リマインドを自動で送れる予約システムの選び方は、予約システムの選び方にまとめています。

Leporto で予約のリマインドを送るには

Leporto は、予約・顧客・カルテ・売上と集客の分析を1つにまとめた、サロン向けの予約管理システムです。LINE 連携があり、ホットペッパー(サロンボード)の予約も Leporto の予約と一緒に管理できます。LINE 連携を使うと、予約の確定とリマインドを LINE のトークに自動で送れます。自動で送る手段は LINE とメールで、SMS では送れません。送る時点や文面の設定は、契約の前にデモで確かめてください。LINE 連携でできることは、LINE 予約の機能のページで紹介しています。

よくある質問

リマインドはいつ送るのがいちばんよいですか?

まずは前日の営業時間内に送るのがおすすめです。来られない方からの返信に、その日のうちに対応できるためです。カラーやまつげなど時間の長いメニューは、前々日に送ると空いた枠を埋める時間が取りやすくなります。

毎回リマインドを送ると、お客様に嫌がられませんか?

予約の確認とリマインドは、お客様の予定に役立つ連絡なので、多くの場合は迷惑にはなりません。嫌がられやすいのは、同じ内容を何度も送る場合や、宣伝を混ぜる場合です。予約直後と前日の2通を基本にし、宣伝は別の配信に分けてください。

返信がないお客様には電話したほうがよいですか?

返事をお願いする形で送った場合は、返信がない方に前日の夕方に電話すると、来店するかどうかを確かめられます。ただし手間がかかるため、すべての方に電話する必要はありません。無断キャンセルの多い時間帯や長いメニューの予約から始めるとよいでしょう。

ホットペッパーから入った予約にも、店からリマインドを送ってよいですか?

予約サイトから入った予約は、予約サイトの側でも通知が送られている場合があります。重ねて送るとお客様が混乱することがあるため、予約サイトの通知の内容と時点を確かめてから、足りない連絡だけを店から送ってください。予約サイトの規約で、店からの連絡に決まりがないかも確かめておきます。

予約確認メールの例文は、自動返信のメールにも使えますか?

使えます。予約システムやフォームの自動返信に、上の「予約直後の確認」のメールの例文を入れておけば、予約が完了した時点で同じ内容が届きます。自動返信にする場合は、[ ]の部分が予約ごとの日時やメニューに置き換わるかを、自分で試しに予約して確かめてください。件名には店名と予約の日時を入れ、返信先のアドレスは店で毎日見ているものにします。お客様が変更の連絡を返信で送ってくることがあるためです。